健康の秘訣は和食？|札幌 桑園 パーソナルジム

【和食（日本食）の頻度が多い方が死亡のリスクが低下する】
日本食パターンと死亡リスクとの関連について
という研究があります。この事について深堀してみます。
○研究内容
・対象
平成7年と平成10年に岩手県・秋田県・長野県・沖縄県・東京都・新潟県・茨城県・高知県・長崎県・大阪府
にお住いの45歳～73歳の食事調査アンケートに回答した9万人を平成28年まで追跡調査

・日本食パターン
日本食インデックス
→ご飯・味噌汁・海草・漬物・緑黄色野菜・緑茶・魚貝類を中央値より多い場合に各1点
　牛肉・豚肉を中央値より少ない場合に1点
として合計0点～8点で算出

・結果
日本食の少ないグループに比べて多いグループでは、全死亡のリスクは14%、循環器疾患死亡のリスクは11%
心疾患死亡のリスクは11%低かった
また、摂取量が多いグループで海草では6%・漬物では5%・緑黄色野菜では6%・魚貝類では3%・緑茶では11%死亡のリスクが統計学的に優位に低下する

・考察
海草や緑黄色野菜に含まれる食物繊維やビタミン、ミネラルなど
魚貝類に含まれるたんぱく質やミネラル、EPA・DHAなど
をバランスよく摂取でき、日本食として多くの食材をバランスよく摂取できた事が死亡リスクを低下させて可能性が考えられる。
※食物繊維や脂質の詳細はこちらをご覧ください
【食物繊維は1日どれくらい】健康的な食事｜札幌 桑園 パーソナルジム

健康的な食事！脂質について考える｜札幌 桑園 パーソナルジム

また
【緑茶を習慣的に摂取すると男女の死亡リスク・男性の脳血管疾患及び呼吸器疾患による死亡リスクが低下】
といった研究もあります
緑茶摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について

○緑茶カテキン
血圧や体脂肪、脂質を調節する効果があるといわれている上、血糖値改善効果があるとされてる

○カフェイン
血管内皮の修復を促し、血管を健康に保つといわている
気管支拡張作用があり呼吸機能が改善された可能性がある

と考えられています。

昔、祖父母の家で食事の後にお茶碗で緑茶を飲んでいたのを思い出しました。
今考えると、理にかなった食事だったのかなと思います。