【ヒップアップ・姿勢改善】おすすめ体幹トレーニング|桑園 ジム

1. 体幹トレーニング
2. ポイント
3. まとめ

2.ポイント
体幹・姿勢・分離と協同というキーワードを使って45°バックエクステンションリーチを深堀していきます。
○体幹
体幹という言葉よく耳にしますが2つの意味合いがあります
・「体幹とは上肢（腕）、下肢（脚）、頭を除いた胴体の部分」
これは学問として定義されています
・「体幹は腰椎部（腰の部分）」
こちらがよく「体幹が弱い」や「体幹トレーニング」といった言葉で使われる意味合いです。
今回は、この腰の部分＝体幹としてお話を進めていきます。

○姿勢
「いい姿勢とは力学的・作業能率的に安定・効率が良く、美学的にも優れいている状態」
とし
耳たぶ・肩・腰の下・膝・くるぶしが一直線に並んだ姿勢を基準としています。
よく姿勢が悪いといわれる代表例として
背中の上の部分が丸くなり、腰からお尻にかけて前に出ている「スウェーバック」と言われる姿勢です。
この姿勢において機能的な特徴は
・背中が丸まっているので背骨の動きが悪くなり、肩の可動域が制限されやすい
・お尻やお腹の筋肉の機能が低下（ヒップラインが下がり下腹部がでる）している可能性が高い
・太腿の前側が張りやすい
といった特徴がよく見られます
この姿勢の改善のポイントの一つとして
・お尻と体幹を活性化させる
・背骨と肩を動かして可動域を拡げる
事が重要です

○分離と協同
「モビリティ関節（可動性関節）とスタビリティ関節（安定性関節）は人間の関節に交互に存在する」
（Gray Cook,Michael Boyle)
「動作における関節の動き（モビリティ）を機能させるためには、隣り合う関節の安定性（スタビリティ）が必要である」
（Gary W.Gray)
と言っています。
写真のように体幹の安定性・背骨と肩の可動性の連動が崩れると本来、大きく動く関節である肩や背骨の動きが制限され、安定性が必要な腰部が必要以上に動いてしまします。
腕を挙げるときは「体幹を安定させ背骨と肩を動かす」ことが重要です

3.まとめ

45°バックエクステンションリーチは
・お尻と体幹で姿勢をコントロール
・姿勢をコントロールする事でヒップアップにつながる
・体幹の安定性と肩の可動域の拡大をコントロール
・テニスや野球など上から腕を振る競技において力を効率的に伝える大切な要素

姿勢の改善・ヒップアップ・パフォーマンスアップなど多くの目的に役立つ体幹トレーニングです。

 

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