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【ゴルフ】捻転差が作れない人必見!
ジョイント・バイ・ジョイントで考える飛距離アップトレーニング3選

【ゴルフ】捻転差が作れない人必見!ジョイント・バイ・ジョイントで考える飛距離アップトレーニング3選

2026/09/10

【ゴルフ】捻転差が作れない人必見!ジョイント・バイ・ジョイントで考える飛距離アップトレーニング3選

札幌・桑園のパーソナルジムB Conditioning(ビーコンディショニング)の谷口です。
パーソナルトレーナーをしたり、パーソナルジムを運営したり、ビーコンオンラインサロンの運営などをしております。

ゴルフで

【 捻転差がうまく作れない 】
【手打ちになってしまう】
【もっと飛距離を伸ばしたい】
【身体を捻ろうとしても、うまく動かない】
【スイング中に身体がブレてしまう】

このようなお悩みはありませんか?
ゴルフの飛距離アップを考えるとき「身体をもっと捻れるようにする」という考え方だけでは十分ではありません。
重要なのは 「動くべきところが動く」 そして「安定させるべきところが安定する」
そのうえで「回旋する力を発揮できる」という身体の使い方です。
今回は、身体を関節ごとの役割から考える「ジョイント・バイ・ジョイント」の考え方をもとに
①可動域
②安定性
③回旋力

の3つに分けて、ゴルフの捻転差や飛距離アップにつながるトレーニングを紹介します。

【ゴルフ】捻転差が作れない人必見!ジョイント・バイ・ジョイントで考える飛距離アップトレーニング3選

ゴルフの「捻転差」とは?

ゴルフスイングでは、骨盤や股関節と胸郭・体幹が同じように一緒に回るのではなく、それぞれが適切に動くことが重要です。
特にバックスイングからダウンスイングにかけて
下半身と上半身の回旋に差が生まれること
が、一般的に「捻転差」と呼ばれるものの一つです。
研究でも、ダウンスイング中のリード側の股関節と体幹の回旋の協調がクラブヘッドスピードと関連することが報告されています。(PubMed)
ただし
 「捻転差は大きければ大きいほど良い」
という単純な話ではありません。 大切なのは、自分の身体の状態に合わせて
必要な関節が動き、必要な部分が安定し、その上で力を発揮できること
そこで参考になるのがジョイント・バイ・ジョイントという考え方です。

ジョイント・バイ・ジョイントとは?

ジョイント・バイ・ジョイントは、身体の各関節を「動きやすさが求められる関節」と「安定性が求められる関節」という視点から考える身体の見方の一つです。
ゴルフの場合も「とにかく身体を柔らかくする」 のではなく
 可動域 → 安定性 → 力発揮
というように、身体の機能を段階的に考えることができます。
今回紹介する3種目もこの考え方から
① インサイドランジ 可動域
       ↓
② ケーブル・パロフプレス 安定性
       ↓
③ ケーブル・ローテーション 回旋力

という流れで構成しています。

① インサイドランジ|まずは「動ける身体」をつくる

最初に紹介するのがインサイドランジ
このエクササイズでは、股関節・胸の捻りの可動域を使っていきます。
ゴルフスイングでは、股関節がうまく動かない状態で身体を捻ろうとすると別の部位で動きを補ってしまうことがあります。
例えば
【 腰を必要以上に捻る】
【 膝が一緒に回ってしまう】
【 身体を回そうとして腰や上半身ばかり動く 】

といった状態です。 そのため、捻転差を考えるときには、まず必要な可動域が確保されているかを考えることが大切です。
○ インサイドランジのポイント
・ 胸から捻る
・胸が太ももから離れすぎない
・股関節の内側の伸び感
・ 左右差がないか確認する
「もっと捻る」前に、 そもそも必要な場所が動けているのか? を確認してみましょう。

② ケーブル・パロフプレス
「安定させる力」をつくる

次に紹介するのが、 ケーブル・パロフプレス
パロフプレスは、ケーブルなどの外から加わる回旋方向の力に対して、身体を安定させるエクササイズです。 ゴルフスイングでは、身体を回す能力だけでなく
「回されないようにコントロールする能力」
も重要になります。
例えば、股関節や胸郭が動いていても、体幹が安定しなければ、その動きをスイングにつなげにくくなります。
そこで【 動くところは動く。 安定させるところは安定させる】
という身体のコントロールが重要になります。

○パロフプレスのポイント
・体幹がケーブルに引っ張られないようにする
・ 下半身と体幹で耐える
・手だけでケーブルを動かさない
捻転差を作るために「もっと捻る」だけではなく
捻りをコントロールするための安定性 もトレーニングしていきます。

③ ケーブル・ローテーション
最後に「回旋力」を高める

3つ目が ケーブル・ローテーション です。
ここまでの2種目で
①動ける
②安定できる

という準備をしたうえで、実際に回旋する力を発揮していきます。
ゴルフスイングは、単純に身体を捻るだけの動作ではありません。
下半身から生まれた力を体幹、上半身へとつなげながら、クラブへ力を伝えていきます。
そのため「回旋できる可動域」 だけではなく
「回旋する力を発揮する能力」 も重要になります。

ゴルフのクラブヘッドスピードについて調べた2024年の系統的レビュー・メタ分析では、下半身・上半身の筋力やジャンプなどの爆発的な力発揮能力とクラブヘッドスピードとの関連が報告されています。
一方で、柔軟性だけでは有意な関連が確認されていません(PubMed Central (PMC))

つまり
「柔らかくするだけ」ではなく「力を出せる身体」にすることも重要ということです。

○ケーブル・ローテーションのポイント
・体幹と股関節を連動させて回旋する
・捻転差をつくる
・手だけでケーブルを引かない
 「捻れる身体」から 「力強く回れる身体」 へとつなげていきます。

捻転差を作るために「もっと捻る」は正解?

ここまで紹介した3種目を見ていただくと
捻転差=身体を柔らかくするだけではないことが分かると思います。今回の考え方は

 STEP1可動域
インサイドランジで、必要な場所が動ける状態をつくる

  ↓

STEP2安定性
パロフプレスで、動きの中でも身体をコントロールする

 ↓

STEP3 回旋力
ケーブル・ローテーションで、実際に回旋する力を発揮する

 という流れです。 この3つが揃って、はじめてスイングの中で身体の動きを使いやすくなります。

「捻転差を大きくすれば飛距離が伸びる」とは限らない

ここは非常に重要です。

ゴルフの飛距離には
・クラブヘッドスピード
・ボール初速
・ミート率
・ 打ち出し角
・ スピン量
・スイング技術
・身体の使い方

など、さまざまな要素が関係します。 そのため
 「捻転差を大きくすれば必ず飛距離が伸びる」 とは言えません。
むしろ重要なのは
自分に必要な可動域を確保し、身体を安定させ、その上で力を発揮できること。
 実際、クラブヘッドスピードと身体的特徴の関係を調べた研究でも、柔軟性だけではクラブヘッドスピードとの有意な関連は確認されていません(PubMed Central (PMC))
だからこそ「もっと捻らなければ!」 と考える前に
可動域 → 安定性 → 回旋力の順番で身体をチェックしてみることをおすすめします。

こんなゴルファーにおすすめ

今回のトレーニングは、特に次のような方におすすめです。

・ゴルフの飛距離を伸ばしたい
・捻転差がうまく作れない
・ 手打ちになってしまう
・ バックスイングで身体が回らない
・身体を捻ると腰に負担を感じる
・ スイング中に身体がブレる
・股関節がうまく使えていない
・回旋動作が苦手
・ゴルフのための身体づくりをしたい

ただし、同じ「捻転差が作れない」という悩みでも、原因は人によって異なります。
股関節、胸の可動域が問題なのか
体幹の安定性が問題なのか
それとも回旋するための筋力・パワーが不足しているのか

身体を評価したうえで、必要なトレーニングを選択することが重要です。

ゴルフの飛距離アップは「身体の使い方」から

ゴルフの飛距離アップというと

「もっと筋トレをする」
「もっと身体を柔らかくする」
「もっと強く振る」

と考えてしまいがちです。
しかし、身体が適切に動かなければ、せっかくの筋力やパワーもスイングにつなげにくくなります。
今回紹介したように
可動域
 ↓
安定性
 ↓
 回旋力

という順番で身体を整え、動きをつくっていくことも一つの方法です。
まずは動画を見ながら、3つのエクササイズを実践してみてください。

まとめ

今回は、ゴルフの捻転差や飛距離アップを考えるために

①インサイドランジ → 可動域

②ケーブル・パロフプレス → 安定性

③ケーブル・ローテーション → 回旋力

の3つのトレーニングを紹介しました。

大切なのは「ただ身体を捻る」のではなく、動ける身体をつくり、安定させ、そこから力を発揮すること

ゴルフのスイングは、身体の一部分だけで行うものではありません。
股関節、体幹、上半身などが連動して動くことで、効率よく力を伝えやすくなります

「もっと飛ばしたい」
「捻転差を作りたい」
「手打ちを改善したい」

という方はまず自分の身体が

「動けるのか」
「安定できるのか」
「力を出せるのか」

をチェックしてみましょう。

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