GABAの効果とは？｜札幌桑園パーソナルジム

2023/03/26

GABAの効果とは？｜札幌桑園パーソナルジム

札幌市桑園パーソナルトレーニングジムB Conditioning(ビーコンディショニング)の谷口です。
パーソナルトレーナーをしたり、パーソナルジムを経営したり、専門学校の講師として活動しています。
今回は、お店やTVで目にすることのある【GABA】についてご紹介します。

GABAとは？
まとめ

1.GABAとは？

今回は
「食事が乱れていると、ストレスがたまりやすかったり、睡眠の質が落ちたりするかも」
というテーマをご紹介します。

○GABA(Gamma-Aminobutyric Acidガンマアミノ酪酸)
→GABAは動物、植物、微生物など自然界にひろく分布する非たんぱく質構成のアミノ酸の一種。脳内に多く存在し、興奮を抑え精神不安定状態を緩和する安定作用を持つ。

○GABAの効果
・精神安定作用
→1日あたり64.2mgを摂取させると更年期や初老期の不定愁訴が4週間以降から症状が改善し、健常者に70mgを摂取させた場合、脳波に癒し効果が認められた
更年期や初老期の人にGABA高含有食品を摂取させると「不定愁訴」「抑うつ」「眠れない」「イライラ」「倦怠感」などの自律神経調節不良などが改善されることが認められている。
健全な人がGABA製品を摂取すると、「α波が上昇し、β波が低下し癒しの効果」があることも報告されている

・血圧降下作用
→1日あたり80mgのGABAを摂取さえると、8週間程度で血圧高めの人に効果があった。
GABAはノルアドレナリンなどの分泌を抑制することで、血圧降下作用があり、GABA単体での摂取よりも米糠有効成分（イノシトール・食物繊維・ニコチアナミンなど）が相乗効果を発揮すると考えられている。
副作用もなく、正常血圧者が摂取しても血圧の変動がない特徴もある。

○GABAを含んだ食品
・漬物や味噌、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品
・野菜や果物などの生鮮食品
・発芽玄米や発芽米

加工食品など乱れた食事を続けていいると「イライラしたり」「睡眠の質が落ちたり」「血圧が高く」原因はGABAの不足があるかもしれません。

ギャバ(GABA)の効能と有効摂取量に関する文献的考察

2.まとめ

・GABAはアミノ酸の一種
・不足すると「イライラ」「緊張状態」「血圧の上昇」の要因と一つとして考えれれる
・GABAを摂取することで「精神安定作用」「血圧降下作用」がある
・発酵食品や果物、野菜、発芽米などに多く含まれる

なんだが最近イライラする、夜眠れない、血圧が高めという方は食事を一度見直してみてもいいかもしれないです。
味噌や納豆、生鮮食品など「バランスのいい食事」や「和食」を意識して食事をしてみるといいかもです。
※バランスのいい食事については過去のブログをご覧ください。
【身長を伸ばす食べ物？】成長期の栄養｜札幌桑園パーソナルジム

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