熱中症の対策|札幌 桑園 パーソナルジム
2022/06/20
札幌パーソナルトレーニングジムB Conditioningの谷口です。
これからの季節、日差しの強い日・蒸し暑い日・外でのスポーツやレジャー
そんな中で気になるのは「熱中症」ですね。
今回は熱中症の原因や予防、応急処置をご紹介します
目次
熱中症
「熱中症」
→署熱環境によって生じる様々な病態の総称
症状や重症度によって3つに分けられます
○軽症
熱けいれん・熱失神
→大量の汗に対して水分のみを補給し塩分を補給しなかったことで血液のナトリウムが少なくなり、腕や足、腹筋などのけいれんを起こしたり、運動中止直後に起こることが多く血管の拡張によって一時的に脳の血流が減ることで一時的に意識を消失するが数秒で回復する
○中等症
熱疲労
→意識障害はないが倦怠感・疲労感・虚脱感・めまい・頭痛・吐き気・おう吐などの自覚症状がある
○重症
熱射病
→40℃を超える高体温、意識障害、一人で歩けないなどの運動失調、つじつまの合わない言動、全身けいれんなど
といった症状が見られます。
熱中症のメカニズム
高温・多湿・運動
↓
体温上昇
↓
脱水
↓
血圧低下・虚脱感
↓
発刊抑制
↓
体温上昇・体温調節機能破たん
このような流れで熱中症が起こり進行していきます
次に外での活動の一つの目安になる【WBGT】についてご紹介します
WBGT(湿球黒球温度)
WBGT
→暑さ指数とも呼ばれる。人体と外気のやりとりに着目した指標
湿度
日射・輻射などの周辺の環境
温度
の3つ指標を取り入れた数値です。
WBGTが31以上の時は危険とされ、基本的には運動の中止が推奨されています。
下記に
WBGTを地域ごとに予測するサイトをリンクします。
熱中症の予防
外の環境や水分でカラダを冷やす、直射日光を避けるといった工夫が大切です
WBGTの確認
→数値が高い場合は無理をしない
こまめに水分をとる
→15~30毎に200mml程度。運動が90分を超える場合はスポーツドリンクなどで塩分(ナトリウム)も補給
食事・睡眠をとって体調を整える
→食事をとらなかったり体調が優れないと、体温調節機能の働きが鈍くなり熱をためこみやすくなるので注意
通気性のいい服装
→ポリエステルはスポーツウェアに多く使われ、リネン生地は通気性が良いのでおすすめです
日陰を利用する
→帽子や日傘で日陰をつくったり、日陰で直射日光を避ける工夫も大切です
熱中症の応急処置
熱中症と思われる症状が出たときの対処としては
風通しの日陰やエアコンの効いた室内など涼しい環境へ避難
意識がはっきりしいれば冷たい飲み物
→10℃前後の冷たい経口補水液がおすすめ、なければスポーツドリンク
カラダを冷やす
→冷たい水や氷水の中にカラダを入れる。首・脇・股関節など大きい血管の場所にアイスパックなどを充てる
症状が良くならない時は救急車または病院へ
→意識が朦朧としている・全身けいれん・体温が異常に高い・まっすぐ歩けないなどの症状があれば直ちに救急車を要請。自力で水分がとれない。カラダを冷やしたり水分をとっても良くならない。といった状態であれば医療機関へ
まとめ
熱中症にならないために暑い日や湿度の高い日は無理をしない・水分をこまめにとる・体調を整える・涼しい恰好をするとった予防策が重要です。
特に、高齢者や子どもは暑さを感じにくい、体温調節機能も弱いといった特徴もあり室内でも熱中症にかかることもあるので注意が必要です。
また、熱中症と思われる症状がある場合には水分を摂る、カラダを冷やすといった応急処置が大切です。重症の場合にはためらわずに救急車を要請しましょう!
体調を整えて、楽しい夏を過ごしましょう。
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B Conditioning
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