【ゴルフのスイング】スウェー改善のトレーニング5選|札幌 桑園 パーソナルジム
2022/05/31
札幌パーソナルトレーニングジムB Conditioningの谷口です。
ゴルフのスウィングでよくある悩み
「スウェーするんです」
「体が流れるんです」
という悩みの解消のヒントになる考えとエクササイズをご紹介します。
目次
- ○ ゴルフスイングのスウェー
- ・スウェーの原因
- ・分離と協同
- ○ 90-90ストレッチ
- ○ シンボックス
- ○ ラテラルスクワット
- ○ ラテラルスクワット&トランクツイスト
- ○ ストラップ/ヒップローテーション&トランクツイスト
- ○ まとめ
ゴルフスイングのスウェー
スウェーとは
体重が外側に逃げてしまい体が横方向に流れてしまう事
この事によって
インパクトが不安定になり打球方向が安定しない
パワーがロスしてしまい飛距離が伸びない
このような悩みに繋がります。
では、なぜ「スウェー」が起きてしまうのか?体の機能の面からご説明します。
スウェーの原因
スウェーしないスイングの体の使い方のポイントとして
下半身での重心移動
股関節と胸椎の回旋と連動
ポイントです。
トレーニングやスウィングでこの二つができないとスウェーする可能性が高くなります。
分離と協同
機能的なカラダの考え方として
分離と協同
○分離と協同
「動きの中で、大きな動きが求められる関節を”モビリティ(可動性)関節、安定が求められる関節を”スタビリティ(安定性)関節とし、モビリティ関節とスタビリティ関節は交互に存在する」
(Gray Cook. Michal Boyle)
「ファンクショナルな動作は、適切な関節が適切な可動域内において適切なタイミングと適切な強度で利用された時に実現する」
「動作における関節の動きを機能させるには隣り合う関節の安定性が必要がある」
(Gray W.Gray)
バックスイング・インパクト~フォロースルーの時に
下半身での重心移動
体幹の安定、股関節と胸椎の回旋と連動
太ももの内側とお尻の外側で体重移動を受け止める
の動きをコントロールすることで「スウェー」の防止、打球方向の安定、飛距離アップに繋がります。
続いて
胸椎(胸)の回旋エクササイズ
股関節回旋のエクササイズ
下半身での重心移動のエクササイズ
重心移動と回旋の連動
重心移動と回旋のパワートレーニング
のエクササイズをご紹介します。
90-90ストレッチ
【目的】
体幹の安定と胸椎の回旋の可動域改善
【方法】
1、頭の下に枕をいれ横向きになり、上側の脚を股関節と膝を90°に曲げ膝の下にボールを入れ潰します
2、胸の前で手を合わせ体幹を安定させて息を吐きながら指先を遠くに伸ばし胸椎を回旋します
3、息を吸いながら元の姿勢に戻ります
【注意点】
体幹と太腿の内側に力を入れ体幹を安定させます
シンボックス
【目的】
・股関節の内、外旋の可動域の改善
・股関節伸展による大殿筋の活性化
・体幹の安定性と股関節の可動性の連動
【方法】
1、足を肩幅より広めにひらき膝を90°位に曲げ骨盤を立て背筋を伸ばします。足の幅は横に倒した時に膝と股関節が90°卍の形になるようなポジションが目安です
2、上半身の姿勢をキープしたまま、股関節を横に捻り脛で四角をつくります
3、股関節を伸展しお尻を持ち上げ大殿筋を活性化させます。動きをコントロールしながら戻り、反対側も行います
【注意点】
・骨盤が後傾しないように
・腰が曲がらないように
・動きをコントロールし勢いをつけないように
コントロールしましょう
ラテラルスクワット
【目的】
・股関節外転の可動域改善
・大殿筋、大腿四頭筋の強化
・横への切り返しの動作習得
・体幹の安定性と股関節の可動性の連動
・股関節内転筋群のストレッチ
・膝の抗回旋のコントロール
【方法】
1、重心をおとした時に肩・膝・つま先が正面を向くように脚を肩幅より広めにひらきます
2、胸の前で手を組み、脇をしめ肩甲骨をさげるイメージで背中の筋肉を活性化させ、頭・背中・お尻を一直線に保ちます
3、息を吸いながら片方の脚に重心を移動させ膝・股関節を曲げて重心をおとします。息を吐きながらスタートポジションに戻ります
【注意点】
・足裏全部に重心をのせるように
・膝が外側に向かないように
・骨盤が後傾しないように
・腰が丸まらないように
コントロールしましょう
ラテラルスクワット&トランクツイスト
【目的】
・股関節外転の可動域改善
・胸椎回旋の可動域改善
・前方斜めサブシステム(股関節内転筋群・腹斜筋)の連動
・横方向への切り返し動作の導入
【方法】
1、脚を肩幅よりもひらき、膝・つま先を正面に向けます。胸の前で腕を組み背筋を伸ばします
2、脇をしめ背中の筋肉を活性化させ、頭・背中・お尻を一直線に保ちます
3、膝を伸ばして片側の股関節と膝に重心をのせながら胸椎(胸)を回旋し、スタートポジションに戻ります
【注意点】
・膝が外側・内側を向かない
・背中が丸まらない
・反対側の膝が曲がらない
・股関節、胸椎から回旋
するようにコントロールしましょう
ストラップ/ヒップローテーション&トランクツイスト
【目的】
・股関節の重心移動
・股関節と胸椎の回旋の連動
・回旋動作のパワーアップ
【方法】
1、ストラップを肩に巻き、反回転し脚を肩幅程度にひらきます。
2、鎖骨の上にバーをのせ手をクロスさせます。膝を曲げ、股関節を挟み込んで重心をお尻にのせパワー(アスレティック)ポジションをつくります
3、後ろ側の股関節に重心をのせながら、股関節と胸椎を回旋させます。一気に反対側に回旋をして、前側の股関節に重心をのせながら股関節と胸椎を回旋します
【注意点】
・後ろ側に重心が乗った時に上半身が引っ張られないように
・前側に重心をのせた時にお尻がスライドしないように
・太腿の内側とお尻の横を使って
動きをコントロールしましょう
まとめ
スウィングで「スウェー」が起きてしまうと
インパクトが不安定になり打球方向が安定しない
パワーがロスしてしまい飛距離が伸びない
カラダの機能として
下半身での重心移動ができない
股関節と胸椎の回旋と連動ができない
可能性があります
下半身での重心移動
体幹の安定、股関節と胸椎の回旋と連動
太ももの内側とお尻の外側で体重移動を受け止める
事がポイントになります
1.90-90ストレッチ 各10回
2.シンボックス 10回(苦手な方向を5回)7
3.ラテラルスクワット 各10回×2セット
4.ラテラルスクワット&トランクツイスト 各10回×2セット
5.ストラップ/ヒップローテーション&トランクツイスト 各10回×2セット
1.2.4のエクササイズは毎日の改善エクササイズやウォーミングアップとして1セットずつでも行えます
ので是非、チャレンジしてみてください
----------------------------------------------------------------------
B Conditioning
〒060-0006
住所 : 北海道札幌市中央区北六条西17-11-4
電話番号 : 080-1874-2529
札幌市でアスリートサポートも
----------------------------------------------------------------------