ファンクショナルトレーニング~キネティックチェーン3~|札幌 桑園 パーソナルジム
2020/01/05
ファンクショナルトレーニングの考え方をご紹介するブログ第5弾!キネティックチェーンです。
キネティックチェーン→動作は一つの筋だけではなく、多くの筋が連動して起きています。
今回はスポーツのスイング動作でよくみられる捻りの動作についてご説明致します。
目次
捻り動作のキネティックチェーン
ゴルフのスイングを例にご説明します。
スイング→テイクバックの時には右脚(後ろ足)の内側と反対側の腹筋で捻り、左脚(前脚の内側)反対側の腹筋が捩られることでパワーをため、インパクトの時には左脚(前脚)で体重を受け止め、腹筋の捻り戻しでパワーを発揮します。
上半身だけでテイクバックすると手振りになり、インパクトの時に膝が外側に逃げるとパワーロスに繋がります。
効率的な動作にするためにはどのような連動が必要なのでしょうか?
・アナトミートレインの筋膜の考え方
・NASMのフォースカップルの考え方の2つを軸にご説明します。
アナトミートレイン~筋膜~
筋膜で筋肉と筋肉が強く結びつき連動する部位です。
大胸筋(胸の筋肉)、腹直筋・外腹斜筋中部繊維(お腹の筋肉)と反対側のぜん長内転筋(太腿の内側の筋肉)の筋の結びつきが強く連動しています。
前方斜めサブシステム
フォースカップル
→NASMという団体の考え方で動作の際に連動している筋の考え方です。
外腹斜筋(お腹の筋肉)、反対側の股関節内転筋群(太腿の内側の筋肉)
が連動して捻りの動作をスムーズにかつパワフルに行っています。
実際にこれらを連動させたエクササイズ例をご紹介します。
アブツイスト
目的
・ツイスト動作での股関節内転筋群(太腿の内側)と反対側の外腹斜筋(お腹の筋肉)の連動
と強化
方法
1、仰向けになり手を反対側の肩に置き、膝の間にボールを挟み太腿の内側に力を入れる
2、息を吐きながら反対側の膝の外側をタッチするように捻りながら上半身を起こす
3、息を吸いながら元の姿勢に戻る
ツイストランジポジション
目的
・方膝立ちでのツイスト動作に関わる股関節内転筋群(太腿の内側)と反対側の外腹斜筋(お腹の筋肉)の連動と強化
方法
1、膝を90°を目安に曲げ後ろの膝を浮かせます。
2、体がブレないように安定させながら、太腿の内側とお腹を連動させながら捻り動作を行います。
※背骨を捻ってカラダが捩らるように
捻った時に膝が外側に逃げないように
発展としてスピードを上げて行う
まとめ
今回はツイスト動作のキネティックチェーン(運動連鎖)についてご紹介しました。
・ツイスト動作は股関節内転筋(太腿の内側)と反対側の腹筋が連動してスムーズかつパワフルなツイスト動作を生み出しています
トレーニングの参考になれば嬉しいです!
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